一括検索ビュー

操作方法

1. 入力ファイルを指定して下さい
   検索する複数のキーワードを書いた入力ファイルを指定します。選択ボタンを押すとファイルダイアログが表示されますので、入力ファイルを選択して下さい。入力ファイルのパスをテキストフィールドに直接入力しても構いません。
   → 入力ファイルのフォーマット
   
2. 出力ファイルを指定して下さい
   検索結果を格納する出力ファイルを指定します。選択ボタンを押すとファイルダイアログが表示されますので、出力ファイルを選択して下さい。出力ファイルのパスをテキストフィールドに直接入力しても構いません。
   → 出力ファイルのフォーマット
   
3. 以下のオプションを指定して下さい
   一括検索のオプションを指定します。
   • キーワード種別
     キーワードの種別を「文字列」「基本形」「出現形」のいずれかから選択します。キーワード種別については検索タブのキーワード種別選択ボックスの説明を御覧下さい。
   • 最大出力件数
     ひとつのキーワードについて出力する例文数の最大値を指定します。「制限なし」のボタンを選択したときはヒットした全ての例文を出力します。デフォルトは50です。
   • 文脈幅
     左文脈、右文脈の長さ(文字数)を指定します。デフォルトは20です。
   • 語義
     「語義IDに語釈文を付与する」をチェックすると、語義の列にある語義IDに語釈文を付与して出力します。ただし、語釈文を追記するためには岩波GDAコーパスが必要です。
     
   • 文字コード
     出力ファイルの文字コードを指定します。デフォルトは Shift JIS です。
4. 実行ボタンを押して下さい
   「実行」ボタンを押すと一括検索を実行します。一括検索が完了すると、「実行」ボタンの右にあるメッセージ表示エリアに

   一括検索が完了し、結果をファイルに出力しました。

   というメッセージが 出力されます。エラーが発生したときはエラーメッセージがメッセージ表示エリアに表示されます。

入力ファイルのフォーマット

• 検索したいキーワードを1行に1つずつ書いて下さい。
• # で始まる行はコメントとみなされます。
• ファイルの先頭に以下の1行を書いて下さい。
  

  # Keyword File for Batch Search

  本ツールでは、誤った入力ファイルを処理しないようにするために、ファイルの先頭が上記の行と一致しているかをチェックする仕様になっています。

[入力ファイルの例]

# Keyword File for Batch Search
つっぱる
# ヒットしないキーワードの例
はらほろひれはれ
楽しむ

出力ファイルのフォーマット

• タブ区切り形式のテキストファイルが出力されます。
• 出力される項目の並びは以下の通りです。

  検索キー、KWIC表示エリアに表示される項目、左文脈(逆順)

  最初の項目「検索キー」は、入力ファイルで指定されたキーワードの1つです。その後にKWIC表示エリア(検索ビューの[C])で表示される項目(ID、左文脈、など)が並びます。最後の「左文脈(逆順)」は左文脈の文字列を反転した文字列です。左文脈を右から左に読んだ順序で簡単にソートするために追加されます。
• 一括検索では常に初期の検索結果が出力されます。初期の検索結果とは、ソート、フィルタリングを適用しない出力です。項目の順序もデフォルトの順序になります。ユーザが検索ビューでソートやフィルタリングを実行した場合や、項目(列)の順序を入れ換えた場合でも、一括検索における出力ファイルに影響しません。
• ヒット件数が0のとき、つまり例文が1つも検索されなかったキーワードについては以下のような1行が出力されます。

  キーワード <タブ> 0

[出力ファイルの例]